日本母体救命システム普及協議会について

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日本母体救命システム普及協議会について

設立の趣旨とご案内

日本産婦人科医会は、この度、日本産科婦人科学会、日本周産期・新生児医学会、日本麻酔科学会、日本臨床救急医学会、京都産婦人科救急診療研究会、妊産婦死亡検討評価委員会の6団体と共に、「日本母体救命システム普及協議会(J-CIMELS)」を設立致しました。我が国の妊産婦死亡の一段の低下を目指すには、産婦人科医師のみでなく、救急医、麻酔科医、コメディカル等との協働及びそのための実践教育が重要との認識に基づくものであります。本協議会は、あらゆる職種の周産期医療関係者に標準的な母体救命法を普及させることを目的として、母体救命システム普及のための講習会の企画・運営を最重要活動と位置付けています。


本協議会が直接主催する講習会(“主催講習会”)としては以下の4コースを用意しています。

1. ベーシックコース
 一次医療施設で高次医療施設に搬送するまでの母体救命対応の講習。
2. インストラクターコース
 ベーシックコースのインストラクターになるための講習。
3. アドバンスコース
 高次医療施設での対応。ベーシックコース受講後のステップアップ講習。
4. アドバンス・インストラクターコース
 アドバンスコースのインストラクターになるための講習。


現在は、先行してベーシックコースの母体救命講習会及びそのインストラクターを養成するコースを実施しています。ベーシックコース講習会では、妊産婦・産褥婦の病態の特殊性を考慮した心肺蘇生法等について、書籍『母体急変時の初期対応』に沿った実践的なトレーニング(産後の出血性ショック、肺塞栓症、脳血管障害などの場面を設定し、各疾患での母体の救命処置の実技等)が行なわれます。

一方、本協議会が直接主催するのではなく、地方自治体や各種学術団体や教育機関等が主催し、独立の会計で開講する講習会の支援も考えております。これらの内、当協議会が示す基準を満たしている講習会を“公認講習会”と位置付け、インストラクターの派遣やシミュレーター手配の援助などのサポートを行います。公認講習会の受講者には後に、主催講習会受講者と同等のJ-CIMELS受講認定証を発行致します。

今後、全国で多くの医師、助産師、看護師、救命士に受講頂き、妊産婦死亡率の低下と周産期医療の向上を通じて社会の福祉に貢献できるよう準備を進めております。


尚、ご不明な点は、日本母体救命システム普及協議会事務局(E-mail:jcimels@gmail.com)または日本産婦人科医会・医療安全部会までお問い合わせ下さい。

 

2016/04/26